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2024年11月8日

リリース

金融財政事情研究会より書籍「アクティビストと企業支配権市場」を上梓しました

一般社団法人金融財政事情研究会より、代表取締役社長CEO大熊将八による書籍「アクティビストと企業支配権市場 日本企業に変革と再編を迫るマーケットの猛威」を上梓しましたのでお知らせいたします。

丸善丸の内本店の週間ランキング(ビジネス・経営)にて3位(集計期間は10/24~10/31)にランクインするなど、ご好評をいただいております。
各地の書店・オンラインストアにてお求めいただけます。

https://store.kinzai.jp/public/item/book/B/14460/


内容紹介

日本の株式市場は、もはやアクティビストを無視できない!
・企業の支配権が市場原理のもとで売買される株式市場、日本における企業支配権市場の成り立ちと現在のトレンドを豊富な事例を用いて解説!
・アクティビストは何を望み、どのように行動するのか。その実態を明らかに!
株式市場に関わるすべての人が「企業支配権市場のいま」を知るための必読書!

主要目次

序 章 企業支配権市場へと変貌する日本の株式市場
企業は誰のものか?

第1章 企業支配権市場の成立と変遷
我が国における企業支配権市場の確立
関西スーパーマーケット事件で浮彫りになった政策保有株式の問題点
日本の上場企業は長い「バリュートラップ」状態が続いた
2023年が「企業支配権市場元年」に
東証市場改革とPBR1倍
「同意なき買収」を促す指針の整備
ニデック/TAKISAWAが示した同意なき買収の未来像

第2章 アクティビストの全貌
アクティビストの定義と日本市場における増加の背景
企業支配権市場においてアクティビストはどのような存在なのか
アクティビストによる株主提案の類型
アクティビストはTOBを仕掛ける主体にも、阻止する主体にもなりうる
アクティビストによる経営者の解任

第3章 企業支配権市場における上場企業M&A
M&Aにおける公正性
「企業買収における行動指針」のキーワードは「真摯性」
M&AにおけるMoM(マジョリティ・オブ・マイノリティ)
MoMでの買収防衛策の導入
アクティビストによる真摯な買収提案
PEファンドによる上場企業買収の将来
アクティビストとPEファンド、事業会社の連携
真摯な買収提案とパッシブ機関投資家

第4章 企業支配権市場と向き合う企業の実践的対処法
上場企業は企業支配権市場にどう接するべきか
実践的な企業価値向上プラン策定・開示のポイント
企業価値向上プランと「資本コストを意識した経営」
実際に買収提案を受けたらどう動くべきか

第5章 企業支配権市場の将来――「稼ぐ力」とプロ経営者の時代へ
ますます加速する株主構成の地殻変動
企業支配権市場の公正なルールの形成
企業支配権市場の行きつく先